「ちゃんとしなきゃ!」
「ちゃんと期待に応えなきゃ!」
「人に迷惑をかけないようにちゃんと!ちゃんと!」
あなたはこんな想いで毎日を過ごしていませんか?
もしそうであったら、あなたは真面目で、周囲に配慮のできる本当に良い人だと思います。
でも、その「ちゃんとする」が、あなた自身を不幸にしているとしたら・・・・
今回は、あなたが「ちゃんとする」をやめることで手にする素晴らしいメリットと、「ちゃんとする」をやめる練習方法をお話しします。
ちゃんとすればするほど、人生がハードモードになる理由も徹底解説!
「ちゃんとしなきゃ」と疲れてしまったあなたは、思い込みを解放して人生をバージョンアップするチャンスです!

ちゃんとしなきゃをやめたい人集まれ〜!!
- ちゃんとすればするほど苦しくなるワケ
- ちゃんとしないと人生が最適化される
- ちゃんとするをやめるメリット
- 「ちゃんとしなきゃ」はなかなかやめられない
- 「ちゃんとしなきゃ」をやめるとやってくる素晴らしいこと
- 「ちゃんとする」をやめる練習
ちゃんとすればするほど苦しくなる理由

なぜ、ちゃんとすればするほど苦しくなるのか?
でもなぜ、ちゃんとするをやめられなのか?
それは・・・・
あなたが「ちゃんとする」ことで成り立つ世界にがんじがらめにされているからなのです。
あなたを取り巻く世界は、あなたが「ちゃんとする」ことによって、上手くバランスが取れて、上手く回っている人たちがいます。
周囲の人たちは悪気はないかもしれませんが、ちゃんとしてくれるあなたに甘え、その構造の中で安心やメリットを得てきた面があるはずです。
そんな構造に気づき、「もう無理はしたくない」「このままでは壊れてしまう」と感じたなら、そこから抜け出すことが必要です。
けれど、その第一歩が簡単ではないのは、あなたがキャラ変をして「ちゃんとしない人」になるのは周囲の人にとって都合が悪いから。
あなたが「ちゃんとする」をやめようとすると、無意識のうちに足を引っ張ろうとしたり、「変わったね」「最近冷たい」といった言葉であなたを引き戻そうとします。
変化を恐れるのは人間の本能ですが、これを宇宙のお試しとも呼びます。
あなたの無理や頑張りでバランスがとれていた世界が壊れてしまうことに、周囲の人たちは無意識のうちに不安を感じるのです。
だから「ちゃんとする」をやめることは、少し勇気がいることなのです。
けれど、あなたのちゃんとしない選択は、「自分の人生を取り戻す」大きな一歩。
同時に、あなたがちゃんとしない自分になることで、同じように「頑張りすぎていた誰か」が、「あ、手を抜いてもいいんだ」と救われるかもしれません。
そして少しずつ、肩の力を抜いた人たちの優しい輪が、あなたのまわりに広がっていきます。
「ちゃんとしない」ことのメリット

ちゃんとしないと人生が最適化される
今まで「ちゃんと」しすぎたあなたが「ちゃんとしない」を選ぶとき、人生は驚くほどシンプルになっていきます。
ちゃんとするを手放すことで、受け取るメリットがいくつもあります。
最大のメリットは、あなたの人生が最適化されること。
なぜなら、「気が進まないこと」「無理してきたこと」「本当は望んでいないこと」がスルスルと、そぎ落とされていくからです。
余計なエネルギー消費がなくなり、力を注ぎたいことにあなたの貴重なエネルギーを使うことができます。
自分が本当に望むもの、心地よい人間関係、やっていて楽しい仕事。
それらに全集中できるようになり、人生があなた仕様に最適化されていくのです。
人から期待をされなくなる
ちゃんとするをやめるメリットに「人から変な期待をされなくなる」があります。
期待をされなくなると聞くとちょっと寂しい気持ちになる人もいるかもしれませんが、そもそも他者に期待する行為は善行ではありません。
「人に期待する」とは、自分の望む通りに都合よく、他者に動いて欲しいという勝手な願望です。
自分が人に期待しないことはもちろん、人に期待させない、人の期待に応えないことが大切です。
しかし、周りから「ちゃんとしている人」と見られると、「この人ならきっとやってくれる」と何かと期待されるものです。
その結果、役割や責任がどんどん増え、気づけば疲れ切ってしまうことも・・・。
ところが「ちゃんとしない自分」を表に出すようになると、人の期待のハードルが下がります。
今までちゃんとしてきた人には、少し難しいことかもしれませんが、どんどん下げいきましょう。
人の期待に振り回されずに生きている人を観察してみると、意識的に他者にハードルを下げさせる努力をしています。
自分に負担をかけさせないための「出来ないアピール」をしています。
ちゃんとしすぎる人にとっては意外なことかもしれませんが、自分が快適に生きるためには、一度立ち止まって努力の方向性を見直すことが有効です。
自分が思うよりも周囲はあなたに無理を言わないはずです。
そうすれば、頼まれごとも減り、無理をしないで済む環境が生まれてくるのです。
これは決して「いい加減な人になる」ことではなく、自分に正直に幸せに生きるということです。
面倒な問題を持ち込まれなくなる
すでに「ちゃんとしない」ができている人には、実感が湧かないことと思いますが、ちゃんとしている人には、四方八方からさまざまに問題が持ち込まれるものです。
そうして、ちゃんとしているが故にちゃんと問題を解決できるわけですが、この様子を見て問題解決が好きな人だと勘違いされ、さらに問題が持ち込まれるループが生まれます。
「ちゃんとしている人」は、「なんとかしてくれる」と思われがちで、職場でも家庭でも問題を押しつけられることが多くなります。
けれど「ちゃんとしない」スタンスをとると、「この人に頼るのはやめておこう」と思わせる力が生まれ抑止力となります。
無理を言われなくなる
いつもちゃんとしているあなたは、気づかぬうちに無理を聞いてくれる人というレッテルを貼られてしまうことがあります。
でも、無理な要求に応え続けると、さらに無理な要求が集まってくるのがこの世のことわりです。
本当に自分の心と体が壊れてしまいますよね。
自分を守るためにも「ちゃんとしない」を頑張りましょう。
これは今までちゃんとしてきた人からすれば、頑張る方向性を変えるということになるでしょう。
「できません」「それは難しいです」と伝えるのは、自分を守るための防衛です。
それを言えるようになるために、人はがっかりさせていいという認識をインストールしてください。
大前提として「ちゃんとしない自分」を許すことが大事です。
「面倒ごと」や「面倒な人」が自然と去っていく
スピリチュアルな観点から見ると、「ちゃんとしなきゃ」という思いは、ナチュラルとはほど遠く、張り詰めた緊張のエネルギーを発します。
この緊張の固いエネルギーは似ている波動域を持つ、張り詰めた人や過緊張の人、やけに不安が強い人、あるいは状況を引き寄せます。
つまり、ちゃんとしなきゃと思う人には、真面目すぎる人や、神経質すぎる人や自分の不安を解消してもらいたい人などあなたを追い詰めてくる人が寄ってきやすいです。
悪気があるわけではないのに、追い詰めてくる相手というのはなかなか厄介なものです。
ちなみに、このタイプの人たちが寄ってきても面倒だとも何とも思わないのなら、あなたは「ちゃんと」を無理なく自然にやっている方なので問題はないです。
ここではちゃんとすることに疑問を感じていたり、やめたいと思っている人に向けての記事を書いています。
ちゃんとしなきゃと思う人に、真面目すぎる人や、神経質すぎる人が寄ってくるのは波動の同調だけでなく他にも理由があります、
それは「あなたがちゃんとしてくれること」が、彼ら彼女らの大きなメリットになっていること。
この2重のループが「ちゃんとしなきゃ」というあなたを苦しめます。
あなたが「ちゃんとしている」状態でいると、それで安心する人たちが集まってきます。
もっというと、ちゃんとしてくれないと不安になってしまうタイプの人が集まってきます。
その人たちは、あなたがちゃんとしてくれることで、「自分の不安を回避できる」「自分のメリットを享受できる」のです。
こうしてあなたの無理に頼っている構造がしっかりガッチリ出来上がります。
一度ちゃんとしてしまうと、もう後戻りできないような雰囲気が作り上げられますが、ちゃんとするをやめるためには、期待に応えずあえて空気を読まないあり方が必要です。
そして「少しゆるむ=ちゃんとしない」と、その波動が変わり、あなたをがんじがらめにしてくる人たちとの同調が解けていきます。
結果として、「この人は無理してくれないな」「自分の要求が通らないな」と思われ、あなたを追い詰める人は自然と離れていきます。
ちゃんとしない練習 〜自分に戻るステップ

「ちゃんとしない」と言われても、長年しっかり者として生きてきた人にとっては、いきなり手放すのは怖いことです。
しかも前述のように、ちゃんとしているあなたが存在しているということは、あなたのいる環境がちゃんとしたあなたをがっちりとホールドしているということ。
「ちゃんとしたあなた」をあなたを取り巻く環境が当然にあなたの役割を期待しているということですから、この環境を取り壊していくのは至難の技です。
それなら・・・・
外側を壊すのではなく、自分の内側から少しづつ変えていくのです。
「小さなゆるめ」の練習が大切になります。
ここでは、日常でできる「ちゃんとしない」練習を3ステップに分けてご紹介します。
ステップ1:1日5分、なにもしない時間をつくる
「ちゃんとしなきゃ」と思っている人ほど、常に何かをしていないと不安になります。
まずは、「なにもしない自分」を肯定する時間を作ってみましょう。
- スマホも見ない
- 誰にも連絡しない
- 無理に考え事をしない
ただ、呼吸して、リラックスするだけでOKです。
これは心を緩めるリハビリです。
ステップ2:あえて断る、あえて後回しにする
次に、少しだけ外に向けた行動です。
いつもなら「引き受ける」「すぐやる」ようなことを、あえて一度、保留にしてみてください。
- 「ちょっと考えてから返事してもいいですか?」
- 「今はその余裕がないので難しいです」
このような小さな「NO」を出せるようになると、自分の軸が育っていきます。
ステップ3:「雑でもいい」「適当でOK」と自分に言ってみる
完璧にやらないと気が済まない。
そんなあなたにとっては、「まあいっか」と言うことがとても勇気のいる行為かもしれません。
でも、自分に対して「それでいいよ」と声をかけてあげる習慣がつくと、不思議と心が安定していきます。
- 洗濯物をたたまない日があってもいい
- メイクを簡単に済ませたっていい
- ご飯がコンビニでも罪悪感を持たなくていい
「自分に優しくする=ちゃんとしない」
その体験を積み重ねていくことで、あなたは徐々に本来の軽やかさを取り戻していきます。
まとめ:ちゃんとしないと上手くいくワケ
あなたの「ちゃんとしなきゃ」という思いは、どこからきたのでしょうか?
親や先生、社会から植え付けられた価値観や固定観念かもしれません。
あるいは、生存戦略として、仕方なく「ちゃんと」してきたのかもしれません。
当記事でお話ししたように、「ちゃんとしない」というのは、怠けることでも、だらしなくなることでもありません。
それは本来のあなたに戻って幸せを感じて生きることです。
思い込みや思考や固定観念や常識をほんの少しゆるめることで、驚くほど現実が変わっていきます。
その変化は、きっとあなたに自由と安心を運んでくれるはずです。

当ブログでは人のために頑張りすぎている優しいあなたが
幸せに生きるための記事を書いています!