「なんで、いつも私ばっかり…?」
理不尽な怒りをぶつけられたとき、そんな思いがふとよぎることはありませんか?
こちらに非はないのに、明らかに機嫌が悪い人から怒りをぶつけられたり、職場や家庭で妙なトゲのある言い方をされたり。
さらにはSNS上で、心ないコメントを受け取った経験がある人もいるかもしれません。
実は、こうした「八つ当たりされやすい人」には、ある共通点があります。
当記事では、心理学とスピリチュアルの観点から、「八つ当たりされやすい人」の特徴とその対処法を、解説していきます。
八つ当たりをする人の心理を探り、八つ当たりする人の末路を紐解きます。

エンパスが八つ当たりされやすい理由も解説!
当記事はプロモーションが含まれます
- 八つ当たりに悩んでいる
- 八つ当たりされやすい人の特徴って?
- 八つ当たりの心理的メカニズムとは?
- 八つ当たりする人の心理を知りたい
- 八つ当たりされる人の対処法を知りたい
- エンパスが八つ当たりされやすいのはなぜ?
- 「八つ当たりされやすい人の末路」に興味がある
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八つ当たりとは?感情の転写
まず、八つ当たりとは一体何なのかを整理しましょう。
八つ当たりとは、本来関係のない相手に、自分の中に溜まった不満・不安・ストレスなどのネガティブな感情をぶつけてしまう行為です。
本当は他に原因があるのに、それを解決することができず、関係ない誰かに怒りを転写してしまう。

これ、大人のやることじゃないぞ
この行動の根底には、実は「甘え」があります。
- 甘えとは、心理的に相手に寄りかかりたい、依存したいという感情。
- 八つ当たりは「自分の感情をわかってもらいたい」という、未成熟なコミュニケーション
- 嫌なことをしてどこまで相手が受け止めてくれるかどうか?を試す、お試し行動の可能性
特に八つ当たりをする相手が「安全そう」「受け止めてくれそう」な場合、甘えがより強く出やすくなります。
それは無意識の信頼であり、湾曲した期待であり、ある意味の承認欲求でもあります。
八つ当たりする人は、他者に依存しないと自分の精神が保てない幼児性を持つ人です。
八つ当たりされやすい人の特徴とは?

「八つ当たりされやすい人 特徴」として、次のような共通点が見られます。
反論してこなさそうな人
自分の意見を主張しない、争いを避ける傾向がある人は、八つ当たりする側から見ると「反撃されない、安心できる相手」に見えます。
これは、無意識に標的として選ばれている状態です。
聞き上手で優しい人
他人の話をよく聞いてあげられる人。
その姿勢は素晴らしいものですが、「感情を受け止めてくれる人」として、相手のストレスや怒りを一方的に受け止めさせられてしまうこともあるので注意が必要です。
「いい人」でいようと頑張っている人
「嫌われたくない」「誰とでもうまくやりたい」と思うあまり、自分の感情を抑えて周囲に合わせてしまうタイプの人。
心の奥にNOと言えない雰囲気がにじみ出てしまいます。
また、ちゃんとした人でいなければいけないという思いがある人は、「八つ当たりしてくる人」の格好のターゲットとなります。
甘えを許してしまう人
どこか母性的で、「まあ仕方ないな」と相手の未熟さやわがままを受け流してしまう人。
一度受け止め役にされてしまうと、八つ当たりの連鎖は続いてしまいます。

あなたのお母さんじゃないんだけど!
こういう態度ができる人は人は八つ当たりされにくいです。
SNS時代の「匿名八つ当たり」と見え隠れする承認欲求

現代において八つ当たりは、リアルな人間関係の中だけではありません。
SNSという匿名性の高い場でも、八つ当たり行為は蔓延しています。
安全な場所から匿名で八つ当たり
SNSで見られる嫌味なコメントや揚げ足取りのような投稿。
実は「誰かに自分の存在をわかってもらいたい」「誰かにかまってほしい」という、甘えやストレスのはけ口に利用しています。
相手は芸能人やインフルエンサーであることもあれば、日常の投稿をしている一般人であることも。
共通しているのは、「この人は自分を傷つけ返してこない」「優しそう」という印象を持たれている点です。
「大丈夫?待ち」「そんなことないよ待ち」と承認欲求
たとえば、以下のような投稿や書き込みを見たことはありませんか?
- 「どうせ私なんて…」
- 「誰もわかってくれない」
- 「みんなに嫌われてるかも」
これらの投稿の裏には、「そんなことないよ」「大丈夫だよ」と声をかけてほしい気持ちが隠れています。
つまり、「あわよくば、誰かに承認されたい」「慰めてもらいたい」という甘えが透けて見えるのです。
ここにもまた、八つ当たりの構造と同じ「安全な人に甘えをぶつける」「人を利用して自分の精神を保つ」という心理が潜んでいますね。

「そんなことないよ待ち」めんどくさいな〜

この程度なら、人間らしくもあるかな
しかしながら、空気は読みましょう!
エンパスは八つ当たりされやすい体質!?

共感力が高く、他人の気持ちを自然と察知してしまうエンパス気質の人は、特に八つ当たりのターゲットになりやすい傾向があります。
その理由は次のようなものです。
相手の本音を引き出してしまう
エンパスは、感情のフィルターが薄く、自然に人の本音を引き出してしまうところがあります。
相手の感情の波(エネルギー)を敏感に感じ取って無意識に反応し、それに相手が呼応する形です。
エンパスを前にすると、多くの人が怒りや悲しみ、苛立ちといった感情をもさらけだしてしまうようですね。

エンパスは人の心をハダカにさせがちです
優しく見えるから攻撃される
エンパスは相手の周波数に配慮して、その場所にいるようなところがあります。
また、無意識で場のエネルギー調整をしてしまう人が多いです。
そのため与える圧が少なく、一緒にいる人の気持ちを大きくさせてしまい、相手が未熟な場合は甘く見られてしまうことがあります。
エネルギーから滲みでる雰囲気で「優しそう」「おとなしい」と思われやすく「この人なら大丈夫」と勝手に判断され、感情のぶつけ先にされやすいのです。
無意識に浄化役を引き受けてしまう
スピリチュアル的に見ると、エンパスは場の調整だけでなく、他人の感情エネルギーを吸収する存在でもあります。
そのため、八つ当たりをしてスッキリした相手が、なぜか「話を聞いてくれてありがとう」と言ってきたり、妙にスッキリした表情で去っていくことも。
これは、感情のゴミを引き受けてしまった結果と言えます。
八つ当たりする人の心理に狡さと甘え
八つ当たりをする人は、精神的に未熟で、自分の感情を整理する力が弱いという傾向があります。
しかし、彼らは誰にでも感情をぶつけるわけではないのですね。
彼らが選ぶのは、「自分よりしっかりしている人」「怒り返してこない人」「優しい人」です。
つまり、八つ当たりは人を選んでやっている。
この事実から見えてくるのは、八つ当たりする人のずるさと甘えです。
同じように未熟な人同士では八つ当たりの応酬になってしまうため、それを避けて大人な対応をしてくれる人をターゲットに選びます。
八つ当たりされやすい人の対処法

では、そんな理不尽な八つ当たりから自分を守るには、どうしたらよいのでしょうか?
1. 境界線を明確にする
まず大切なのは、「自分と相手の感情は別物である」という意識を持つこと。
相手がイライラしている=自分が悪い、ではありません。
「その怒りはその人の責任」と認識し、感情的に巻き込まれないように距離を取ることが必要です。
2. 受け止め役を降りる覚悟を持つ
優しさが標的にされるなら、その優しさを誰にでも与えるのではなく、選んで与えるという意識に切り替える必要があります。
「この人には受け止めなくてもいい」と自分に許可を出すことが、八つ当たりからの解放につながります。
3. スルースキルを磨く
すべてに正面から対応しなくていい。
特にSNSでの嫌味コメントや理不尽な反応には、余計なエネルギーを消費せずに、スルーするという選択も立派な対処法です。
相手は反応を求めているだけの「かまってちゃん」が多いです。
あなたが反応しなければ、甘えを受け止めてもらえず、承認欲求も満たされず、八つ当たりした人の本当の欲求が叶えられません。
自然とその攻撃は止まるでしょう。
4. エネルギーの使い道を意識的に選ぶ
特にエンパスやHSPなど共感能力が高い人は、自分のエネルギーをどこに使うかを選択的に行うことが本当に重要です。
誰にでも自分のエネルギーを大盤振舞いするのではなく、信頼できる人だけを選びましょう。
スピリチュアル的に言いますと、八つ当たりをしてくる人はあなたの波動を下げて、ちゃっかりエネルギーを頂戴するのが真の目的です。
しかし、貴重な自分のエネルギーの使い道を選択する権利はあなたにあります。
なお、エネルギーバンパイアのような相手に自分の貴重なエネルギーを使うことは、相手のカルマを増幅させることでも、全体的にみると誰も徳をしません。

不毛なエネルギー使用はダレ得?になります
番外編:あえて同類になる逆転の発想
実は効果的なやり方がもう一つあります。
それは「八つ当たりしてくる人の要素を少しだけ真似てみる」という方法です。
というのも、八つ当たりをする人は、自分と同じような未熟さや甘えや狡さを持つ相手には、基本的に感情をぶつけません。
同類には八つ当たり行為をやらない。
ぶつけるのはいつも自分より大人で優しい人です。
それなら、あえて八つ当たりする人の同類を演じるべく、その要素を自分に取り入れるのです。
もちろん、心から未熟になれと言っているわけではありません。
あなたの中で「追放してきたであろう嫌な要素」を、ほんの少し演出として引き出してみるのです。
たとえば──
- たまには感情的にキレてみる
- 「あなたの機嫌なんて知らない」とハッキリ言ってみる
- 逆にこちらが理不尽なことを言ってみる(演技でも可)
- 少しだけ「面倒くさい人」を演出してみる
相手に「この人、意外と安全じゃないかも…」「え?ヤバい人かも?」と思わせること。
それが、八つ当たりの標的から外れる一つのきっかけになります。
あなたが大人の対応をすればするほど、相手は安心して甘えて「八つ当たり」してきます。
だからこそ、安心できない人という印象を少しだけでも持たせることが大切なのです。

ちょっとやべー奴ってことで?

OK!OK!
マジメな話、これは自分を守るための戦略であり、優しすぎるあなたに効果的な自衛手段となります。
八つ当たりする人の末路|成長しないまま孤立する

八つ当たりをする人は、一時的にはスッキリしたように見えるかもしれません。
しかし、それはその場だけの「排泄」に過ぎず、本質的な解決にはなってはいません
本来、自分の感情は自分で処理し、内面と向き合うことでしか乗り越えられないものです。
それを他人にぶつけて処理しようとする行為は、感情的な自立を放棄している状態だと言えます。
八つ当たりする人の末路・信頼を失う
最初のうちは周囲も「今は機嫌が悪いんだろうな」と受け流してくれるかもしれません。
しかし、それが繰り返されると、徐々に信頼は失われていきます。
・この人は情緒が不安定だ
・理不尽な時があるから一線を引こう
・本音を話しても否定されそう
周りの人は意外とよく見ていますから、このような空気が、静かに広がっていくのです。
八つ当たりする人の末路・誰にも相手にされなくなる
八つ当たりは、「誰かに受け止めてほしい」「かまってほしい」という甘えから生まれます。
しかし、何度もそれを繰り返すと、逆に周囲からは避けられるようになってしまいます。
かつて甘えられていた優しい人たちも、少しずつ距離を取り始める。
すると、次第に「誰も受け止めてくれない」という寂しさに直面することになります。
八つ当たりする人の末路・自己否定と孤立
その結果、八つ当たりをしていた本人は、次のようなス自己否定と孤立のスパイラルに陥ります。
- 不満や不安を抱える
- 感情を処理できず、他人にぶつける
- 人間関係が悪化する
- 孤立し、誰にも受け止めてもらえなくなる
- 孤独から自己否定へ
- さらに感情が不安定になる(最初に戻る)
この繰り返しの中で、自己肯定感はどんどん下がり、自分で自分の感情をコントロールできなくなっていきます。
八つ当たりする人の末路・人に信頼されなくなる
人との関係性には、目に見えない「信頼通帳」のようなものがあります。
日々の思いやりや丁寧なやりとりで少しずつ貯金されていくその通帳も、八つ当たりを繰り返すことで急速に残高を失っていきます。
最終的には、
- 人が離れていく
- 共感されなくなる
- 言葉が届かなくなる
という人間関係の破綻に至ってしまうのです。
八つ当たりする人の末路・本人も苦しいが・・・
もちろん、八つ当たりする人も、本当は苦しんでいます。
ただ、それを人にぶつける以外の方法を知らずにいる。
あるいは癖になって定着しているのです。
しかし、もしそこで「このままではダメだ」と気づき、自分の未熟さを認めて内面と向き合うことができれば、変わることは可能です。
大切なのは、「自分の内側にこそ答えがある」と気づけるかどうか。
そう気づいた瞬間が、成長のスタート地点です。
まとめ:八つ当たりされやすい人の特徴と対処法
八つ当たりされやすい人は、感受性が豊かで、共感力が高く、実は誰かを支える力のある人です。
でもその優しさは、守るべき宝物でもあります。
◆八つ当たりとは、感情を安全な相手に転写する甘えの行為
◆八つ当たりは、未熟な人の甘えと狡さと承認欲求
◆八つ当たりされやすい人は「反論しない」「優しい」「聞き上手」などの特徴
◆共感力の高いエンパス体質の人は特に標的にされやすい
◆SNS上の八つ当たりはかまってちゃん、承認欲求の一種
◆境界線を引き、スルー力を持ち、受け止め役から降りることで自分を守ろう
◆大人の対応をすればするほど、相手は安心して「八つ当たり」をする
◆八つ当たりされやすい人は安心され過ぎている可能性。あえてキレる対処法も
◆八つ当たりする人の末路は自己否定と孤立のスパイラル
今回は八つ当たりされやすい人の特徴と対処法から八つ当たりする人の末路まで解説しました。
八つ当たりされやすい人は総じて人の気持ちがよくわかる優しい人たちです。
しかし、甘んじて無駄に相手に優しくすることと、自分を犠牲にすることは違います。
優しさが害になる人間も残念ながら存在します。
人との健全な境界線と意識的なエネルギーの使い方を大切に、戦略的にやっていきましょう!

当ブログでは人のために頑張理すぎている優しいあなたが幸せに生きるための方法をお届けしています。
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