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HSS型HSPはとても外向的でとても内向的な人。
好奇心旺盛なチャレンジャーなのに、繊細ですぐ傷つく。
繊細ならば、大人しくしていればいいのに好奇心が赴くまま外の世界へ飛び出して、心に負傷する。
矛盾した自分を正直に生きるために、内向的な自分を奮い立たせ、外向的にふるまう(しかない)
よって、場数を踏むことになり、外向性の経験値が爆上がる。
それゆえ、本当は人が苦手なのに、コミュニケーション能力がやたら高い。
繊細でコミュ障というパターンはよくあるが、HSS型HSPは繊細で「コミュ強」というレアケース
しかも、エンパス能力、非言語コミュニケーション能力が異常に発達しているため、
「上手く言えなくてもわかって欲しい」と、内向的な人たちから依存されがち。
一方、外向的な人たちからは「デキるのだから、もっと頑張れ!」と、さらなる外向性の発揮を求められがち。(本音はなるべく社交したくない・・・)
なんならリーダーにされがち(モウヤメてくれ・・・w)
個性豊かな少数派!HSS型HSP
もしかして、あなたも?
HSS型HSPって?
HSS型HSP(ハイリーセンシティブパーソン)は、高い感受性を持ちながらも、冒険心や刺激を求める特性を併せ持つ個性豊かな人々を指します。
このタイプの人々は、一般的なHSPが持つ「繊細さ」や「深く物事を感じ取る力」に加え、新しいことに挑戦したいという強い好奇心や行動力を持っています。
繊細で感受性が豊かなHSPの特徴と、刺激を求めるHSSの二面性を持ち合わせ、独特なエンパス能力を発揮します。
エンパス能力とは、他人の感情やエネルギーを深く感じ取り、共感する力のこと。
この能力が強いと、他者とのつながりを非常に深めやすい(コミュニケーション能力が高い)けれど、境界線が曖昧になりやすく他者にふみこまれやすくなります。
このような複雑さが魅力でありますが、他人に理解されにくく、生きづらさを感じることがあります。
今回はとても興味深いHSS型HSPの特徴と、その活かし方、向いている仕事について掘り下げていきましょう。
もしかして天才?はたまた変人か?
HSS型HSPがラクに生きるコツもお届けします
HSS型HSPの特徴とHSPとの違い
HSS型HSPはHSPの一種ですが、明らかな違いがあります。
はじめに、HSPについて確認しておきましょう。
HSPという言葉は、SNSの発信や心理学界隈で最近よく聞く呼称で、自ら名乗る人も増えてきたようですね。
HSP診断というのもインターネット上にあるようです。
HSPとは
HSP(Highly Sensitive Person)とは、アメリカの心理学者であるエレイン・N・アーロン博士によって見いだされた概念です。
とても敏感な人という意味ですが、これは病気や障害ではなく特性と言われています。
参考文献 https://hsperson.com
HSPの特徴は次のとおりです。
日本人の5人に1人がHSPであると言われています。
その中でHSS型HSPは3割程度で、これは人口の6%にあたります。
かなりの少数派!
HSS型HSPとは
上記で説明したHSPの中での約3割にあたるHSS型(High Sensation Seeking)は刺激探求型です。
どちらかというと外向的で好奇心が強く、非常に敏感なのに刺激を求めてしまう人で、こちらももちろん病気や障害ではなく、特性です。
なかには疾患がともなっている人もいるようですが、その場合は今回のケースとは切り離してください。
HSS型HSPの7つの特徴は・・・・・
新しいことへの好奇心が強い
- 刺激的な活動や新しい経験を求める
(旅行や冒険的な行動、未知の分野への挑戦が好き) - 退屈を嫌い、毎日決まった場所で決まったことをするとストレスになりやすい
刺激を楽しむけれど疲れやすい
- 楽しいと感じる刺激(例えばイベント参加など)も、やりすぎると疲れ果てる
- 刺激を受けるときと、心身の回復のための休息が必要
内面的な葛藤を抱える
- 「冒険したい気持ち」と「落ち着きたい気持ち」が交互に現れる
(楽しいイベントに参加した後、「早く家で休みたい」と感じるなど) - 自分の「矛盾した性格」に振り回されることも多い
計画性と衝動性が共存
- 計画的に物事を進める慎重な一面がある一方で、衝動的に行動を起こすことがある
- 例えば、旅行を計画するのは慎重だが、現地では突然大胆な冒険をしたくなる
社交的だが一人の時間も必要
- 人と一緒に刺激的な活動を楽しむ反面、人との交流が多すぎるとエネルギーが消耗する
- ひとり時間で充電しないとバランスを崩しやすい
好奇心と恐怖心の間で揺れる
- リスクがあることやスリルを感じることに惹かれつつも、同時に非常に恐れを感じることがある
繊細さと強さが同居
- 繊細で共感力が高い反面、興味を引かれることに対して大胆に行動する強さを持つ
- 例えば、怖がりながらも人前に出たり、新しいことに挑む
HSPとHSS型HSPの違い
HSS型HSPは刺激を求める特性と刺激に敏感な特性という、相反する要素を併せ持つため特に珍しいタイプです。
どちらも繊細さという共通点がありますが、HSS型HSPはその繊細さに冒険心が加わることで、内面で葛藤を感じやすいのが特徴です。
まとめますと、
HSP→穏やかで安定を好む敏感な人
HSS型HSP→刺激を求めつつも敏感さに葛藤する人
HSS型HSPさんってタイヘンそう!
一般的なHSPや繊細さんとは全然違うよね
HSS型HSPはこんな仕事が向いている
HSS型HSPの人たちは、刺激を求める傾向と繊細さや感受性の高さという、一見相反する特性が目立ちます。
またHSS型HSPの人は、一般的に他人の感情やエネルギーに敏感である「エンパス能力」を高いレベルで持っている傾向があります。
これはHSPとしての繊細さとHSSとしての外向的な興味深さが相互に作用し、他人との共感力や感情の理解力が強化されるためです。
HSS型HSPの人が特性と能力を活かすには、どのような仕事が向いているのでしょうか?
以下にまとめました。
1. 刺激と変化が適度にある環境
HSS型は単調な仕事やルーティンワークに飽きやすい一方で、HSPの繊細さがあるため過度な刺激やプレッシャーが続く職場も負担になります。
適度な変化や新しいチャレンジができる環境が向いています。
2. 自分のペースで進められる仕事
他人にペースを強要されると疲れやすい傾向があるため、裁量がある働き方や柔軟なスケジュールの仕事が適しています。
3. 創造性や洞察力を活かせる仕事
HSPの繊細な感受性とHSSの刺激追求のバランスを活かし、クリエイティブな仕事や問題解決が求められる仕事に適性があります。
4. 社会貢献や意味のある仕事
HSP型の人は他者や社会への貢献に喜びを感じやすいため、仕事にやりがいを感じられるかが重要です。
HSS型HSPに向いている職業
HSS型HSPの人は、自分の感覚に向き合い自分の特性に合った仕事環境を選ぶと、持ち前の強みを最大限に活かして活躍できるでしょう。
向いている具体的な職業を以下に挙げてみます。
1. クリエイティブな仕事
ライター、デザイナー、写真家、映像編集者など
自分のアイデアを活かしながら、多様なプロジェクトに取り組むことができます。
2. 研究・分析職
データアナリスト、リサーチャー、商品開発職など
好奇心を活かしつつ、深く掘り下げて考える能力が求められる仕事です。
3. 教育・カウンセリング
教師、コーチ、カウンセラー
他者の感情を汲み取り、適切なアプローチで導くことが得意なHSP型の特性を活かせます。
4. 個人起業・フリーランス
ブログ運営、アーティスト、コンサルタント
自分の興味や価値観を基準にして働けるので、自由度が高く満足感を得やすいです。
5. 医療・福祉系の仕事
医療ソーシャルワーカー、心理士、看護師(特にカウンセリング寄りの役割)
繊細な気配りを求められる場面で活躍しやすいです。
6. 旅行・イベント関連
ツアープランナー、イベントコーディネーター
刺激的で動きのある環境に身を置きつつ、細やかな計画力を活かせます。
HSS型HSPがラクに生きるために
HSS型HSPの人たちは、自分自身に強めのアクセルとブレーキを交互にかけているようなもの。
あるいは、スペックは高いけれど容量の少ないパソコンをフル活動させているようなもの。
加えて、持ち前の共感性の高さと外交能力の高さから、他者からの期待が集まりやすいのですから、心身ともに消耗して当然です。
しかし、このようなことは、側から全くわかりません。
なかなか他者から理解されない葛藤を抱えるHSS型HSP。
他者の気持ちや外側の現象の受信感度が非常に良いため、自分を置き去りにしてついつい外側に意識を持っていかれてしまいます。
このようなHSS型HSPの人たちは何よりも自己ケアを優先することが大切なのです。
緊張を強いられる仕事であれば、定期的にしっかり休息を取ったり、自分を回復させるひとり時間を確保することが必要です。
また、繊細さから他人の意図を深読みしすぎたり、共感性の高さゆえに必要以上に頼られたり、自ら人の感情を背負ってしまうこともよくあるでしょう。
仕事でもプライベートでも外側の出来事と他者から健全な境界線をしっかり引くことがとても大事です。
おわりに
今回はHSS型HSPの7つの特徴と向いている仕事について解説しました。
HSS型HSPに興味がある方々、多くのHSS型HSPさん、そして繊細だけどHSPとはちょっと違うなあ?と思う方々のお役立ちになれば幸いです。
HSS型HSPのみなさん、ぜひ素晴らしい天才性と変態性wを上手に発揮していきましょう!
今回は当事者目線も入れた記事になりました
参考になったかしら?