「もう嫌だ!なんで私ばっかり・・・」
「どうせ無理・・・」
あなたはこんな愚痴をついつい口にしていませんか?
愚痴を言うと、その時は少しスッキリした気持ちになりますからね。
しかし実はそれ・・・自分の人生を自分でじわじわと蝕んでいる行為なのです。
愚痴を言う人と言わない人がいて、この違いは脳内物質の働きや思考のクセが大きく関係しています。
愚痴を言う人と言わない人とでは、時間が経つほどに大きな差が生まれ、その先に待つ未来はまるで別物になります。
さて、今回は愚痴を言う人にまつわる以下の考察です。
・愚痴を言う人、言わない人の違い
・愚痴を聞かされる側の影響
・愚痴ばかり言う人の末路

こわー!愚痴ばかり言う人はどうなっちゃう?
大丈夫、安心してください。
愚痴ばかり言う人の末路を回避する方法を最後にお届けします。

今回は脳科学と心理学の視点でお話しします!
・愚痴を言う人と言わない人の違い
・愚痴を聞かされる側の影響
・愚痴を言う人の脳内物質
・愚痴をばかり言う人の末路
・愚痴ばかり言う人の末路を回避する方法
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愚痴を言う人の脳内物質

愚痴を言うと分泌される脳内物質
愚痴を言う人の多くは、「不満を吐き出したい」「誰かにわかってもらいたい」という欲求から愚痴を言います。
これは、不足している自分の脳内物質の分泌を脳が求めているということです。
愚痴を言うと、それはそれはいい気分になれる脳内物質がプシャーッと出て、一時的な幸せと快楽が味わえます。

あー気持ちいい
気持ちが良くなる脳内物質は次の3つ。
- ドーパミン(快感ホルモン)
- オキシトシン(愛情ホルモン)
- セロトニン(安定ホルモン)
愚痴を言う行為は、一方的に自分のことを喋って、人に聞いてもらうことです。
人間は自分の話をするということだけで、快感ホルモンのドーパミンが分泌され、たいそう気持ちが良くなります。
そのせいでしょうか?
世の中には人の話を聞きたい人よりも自分の話を聞いてもらいたい人が圧倒的に多いです。
溜め込んだもの(愚痴)を吐き出す気持ち良さに加えて「自分が注目されている」「自分が承認されている」という快感も倍増します。
愚痴をいう人は愚痴を聞いてくれる相手に共感してもらうことで 「安心感」や「つながり」を感じ、愛情ホルモンであるオキシトシンが分泌されます。
人に愚痴を言って聞いてもらうという一連の行為で、自分のネガティブな気持ちを吐き出すと、ストレスが軽減され心が落ち着きます。
こうして、精神の安定をもたらす安定ホルモンであるセロトニンの生成がなされます。

愚痴を言うのは最高!やめられませんな
愚痴を聞かされる側の脳内物質
しかし、これらの素敵な脳内物質は愚痴を言う側だけに分泌されます。
愚痴を聞く側にはほとんどメリットがありません。

なぬっ!
愚痴を言う人よりも愚痴を聞く人の方が大変なのに、愚痴を聞く人は自分の脳内に脳内物質の恩恵を全く受けません。
むしろ、愚痴を聞かされる人はネガティブな話を浴びることで、ストレスホルモン(コルチゾール)が増加して精神的にどっと疲れてしまいます。
肉体疲労というより脳内疲労ですから、少々わかりずらいですが、確実に自分のHPは食われてしまいます。
愚痴を言う人は、愚痴を吐いて元気になったなどと言いますが、逆に愚痴を聞く側はエネルギーが激減しています。
例え悪気がなく無意識だったとしても、このように愚痴を聞かせて相手のエネルギーを奪う人をエネルギーバンパイア(エネルギー泥棒)と言います。
愚痴を聞く側の負担

愚痴を聞くことは、単なる「おしゃべり」を超えています。
愚痴を聞く行為とは、「相手の話に耳を傾け、共感し、リアクションをする」こと。
何気なくやっているように見えるかもしれませんが、誠実でいい人ほどきちんと対応しようとして、かなりのエネルギー消費を起こします。
ところが、愚痴ばかり言う人の多くは、人の愚痴の聞き役になることが少ないですから、愚痴を聞かせている相手の負担を忘れてしまうことがあります。
さらに、相手がリアクション上手だったり、聞き上手だったりすれと、自分の愚痴で相手が喜んでいる!盛り上がってる!などと勘違いすることもあります。
愚痴を聞くことは対価をもらってもいい行為
カウンセラーやセラピストなど、人のネガティブな話を聞くことが仕事の人がいるように、本来であれば人のネガティブな話を受け止めることは、対価をもらっても良い行為です。
ちなみに、心理カウンセラーなどは話の聞き方の訓練を積んでいますから、一般の人と話の聞き方が違います。
話を聞くプロは、ダメージが少なく余計なエネルギーを消耗しない方法をとっています。
カウンセラーは「傾聴スタイル」を基本としている人が多いですから、愚痴ばかり言う人は・・・・

カウンセラーに話してもつまらないわ

手応えがないなあ
などと言ったりしますね。
このような人は、話を聞くプロに愚痴を言ってもエネルギーが奪えないから、物足りないのです。
つまり、愚痴ばかり言う人は愚痴を聞かせる相手からエネルギーを奪うことが目的にさえなっている。
愚痴ばかり言う人は、自分自身と向かい合うことを避け、他者を利用して手軽に脳内物質を出して気持ちよくなりたい人です。
「愚痴聞き」などを利用するのもあり
最近では「愚痴聞きサービス」や「電話相談サービス」など、 愚痴を聞くことを仕事にしている人 もいます。
身近な人に延々と愚痴をこぼすのではなく、第三者であるプロの愚痴聞きにお金を払って聞いてもらう方が、健全な関係を保てることもあります。
ココナラで「愚痴」と検索すると話だけを聞いてくれるサービスがたくさんあります



仕事として愚痴を聞いてもらう方が気が楽ですね
愚痴を言わない人の特徴
次に愚痴を言わない人の3つの特徴とその理由を見てみましょう。
愚痴を言わない人の3つの特徴
愚痴を言わない人には、いくつかの特徴があります。
・自己解決思考が強い
・感情のコントロールが上手い
・エネルギーの使い方が違う
まず、自己解決思考が強く、「不満を言う暇があるなら、どう解決するかを考えよう」という習慣が身についています。
問題が起きたときに他人や環境のせいにするのではなく、自分にできることを探し、建設的な行動に移すのです。
また、感情のコントロールが上手く、ネガティブな気持ちが湧いても誰かにぶつけたりせず、自分の中で整理することができます。
感情に流されるのではなく、冷静に受け止め、どうすれば前向きに対処できるかを考える力があるのです。
さらに、エネルギーの使い方にも違いがあります。
愚痴を言うことに時間を使うよりも、自分の成長や楽しいことに意識を向け、限られた人生の時間とエネルギーをより有意義に活用しています。
結果として、ポジティブな循環が生まれ、より良い環境や人間関係を築いていくことができるのです。
愚痴を言わない人なんて信用できない!?
愚痴ばかり言う人は、ネガティブなエネルギーの周波数を持っています。
一方、愚痴を言わない人は ポジティブなエネルギーの周波数で生きています。
ちなみにネガティブなエネルギーがダメで、ポジティブなエネルギーが良いというジャッジではありません。
どちらを選択するかは100%好みです。
しかし、愚痴ばかり言う人にとっては、「愚痴を言わずに生きられる人」が理解できないため、その理解できなさにイラッときて悪態をついたりします。

愚痴も言わない人なんて仲良くなれないわ

愚痴を言わないやつなんて信用できない
このように、愚痴を言う自分を正当化するのですね。
自分が理解できないものを悪く言って攻撃するのは、波動が低い人の特徴です。
これは「違う次元で生きている」から仕方がないことですが、愚痴を聞かされる側からすれば、
「ああ、だったらそれでいいです」
「逆に良かった(ホッ)」
となるだけで、波動が高い人は「ネガティブな愚痴や悪口を共有して仲良くなる」という神話をもう信じていません。
無理に分かり合えない相手を理解しようとせず、 自分と合う人と関わることが新時代のありかたです。
愚痴ばかり言う人の末路

愚痴ばかり言う人の恐ろしい末路とは?
人の悩みの9割が人間関係ですから、必然的に愚痴の内容もほぼ人間関係のことになります。
言いたいことを言うべき人に言えないから、言いやすい別の相手に愚痴を言います。
もちろん、言いたいことを言うべき人に言うのが、一番良くて正しいことです。
人のエネルギーを奪わずに済むし、コスパもタイパもよし!
しかし、そうもいかないというのが「人間」だったりします。
でも、相手に面と向かって言えないのなら、他の選択肢がまだあります。
愚痴を言いたくなるどうにもならないその問題をどうするか?
選択肢はたった3つ
- 諦める
- 忘れる
- その状況から去る
以上。
しかし、人は最もラクで飛び道具的な別の方法「愚痴を言う」を選んでしまうのです。
これを繰り返していくうちに、安全な優しい人からエネルギーを奪うのが癖になってしまいます。
言いたいことを言うべき人に言わないで愚痴を溜めて溜めて、愚痴を聞いてくれる優しい人をゴミ箱にして、コルチゾールまみれにします。
「溜めて溜めて溜めて、出す!!!!!」
愚痴を言う人の脳内には素敵な脳内物質がドバドバ出てきます。
気持ちよくってやめられません。中毒になります。
しかし、これが恐ろしいことなのです。
一連の流れで味わえる気持ちよさが欲しいがために、潜在意識が愚痴を言いたくなる現実を生成するのです。
自分の脳が愚痴を言いたくなることにばかりに、フォーカスするようになるのです。
愚痴が言いたくなる現実を次々自分で引き寄せてしまう、ヤバい本末転倒が起こります。
顕在意識では愚痴が言いたくなる現実を嫌だと言いながらも、潜在意識はこうです。
「キタキタ!またこれで愚痴が言えるぞお!」(また気持ちよくなれるぞ!やったー)
愚痴ばかり言う人は愚痴を言いたくなるような現実を潜在意識で欲するようになる。
このようにして、愚痴を言う人には、愚痴が言いたくなる現実が次々現れることになります。
愚痴ばかりを言う人の負のループから抜ける

愚痴を言う人が陥る恐ろしい負のループを断ち切るにはどうしたら良いか?
負のループを断ち切るには・・・・
「愚痴を言う」以外の方法で求める脳内物質を分泌させる
愚痴を言うことで何を得ている?
愚痴を言うことで、脳は ドーパミン・オキシトシン・セロトニン などのホルモンを分泌し、気分を落ち着かせようとします。
初めは「自分の心を安定させるための手段」で愚痴を言いますが、そのうち手段が目的のようになってしまうのが恐ろしいところ。
まずは、「自分はなぜ愚痴を言ってしまうのか?」 を意識してみることがおすすめです。
・共感してもらうことで安心したいのか?
・誰かに話すことでストレスを発散したいのか?
・自分の正しさを確認したいのか?
愚痴を言うことで どんな感情の報酬を得ているのか を知ることが負のループを抜け出す第一歩です。
「愚痴以外の方法」で脳内物質を分泌する
① ドーパミン(快感ホルモン)を増やす方法
愚痴を言うことで得られる快感は別の方法で満たすことができます。
・運動をする(ウォーキング・筋トレ・ダンス)
・趣味を持つ(絵を描く・楽器を弾く・料理をする)
・小さな目標を決めて達成する
② オキシトシン(愛情ホルモン)を増やす方法
共感してもらうことで得られる 「安心感」 は、人とのポジティブな関わりでも得られます。
・ ペットと触れ合う
・ 信頼できる人とポジティブな会話をする
・ 感謝の気持ちを伝える(相手に「ありがとう」と言う)
③ セロトニン(安定ホルモン)を増やす方法
愚痴を言うことで得る 「リラックス感」 は、自然や生活習慣の改善でも得られます。
・ 朝日を浴びる(セロトニンは朝日で分泌される)
・ 深呼吸や瞑想をする
・ バランスの良い食事を摂る(特にトリプトファンが多い食品:バナナ・豆腐・ナッツ類)

これならできそう!

シンプルで当たり前のことが幸せを感じる脳内物質を分泌させます
愚痴ばかり言う人の末路を回避する5つの方法
負のループを断ち切るための5つのポイントをまとめます。
- 愚痴を言う理由を理解する
- 愚痴以外の方法で満たす
- 愚痴を建設的な会話に変える
- 愚痴を言わない人と関わる
- 愚痴を言う環境から距離を置く
愚痴を言わずに自分の気持ちを満たすためには、愚痴以外の方法でストレスを発散することが重要。
例えば、運動をして体を動かしたり、趣味に没頭したり、ポジティブな会話を意識的に増やすことで、愚痴を言う必要がなくなっていきます。
また、愚痴を言うのではなく「建設的な会話」に変えることも効果的です。
同じ出来事について話す場合でも、単なる愚痴として吐き出すのではなく、「どうすれば解決できるか?」という視点で相談することで、ネガティブなエネルギーを減らし、前向きな行動へとつなげることができます。
例えば、「上司が理不尽なことばかり言ってくる…」と不満を漏らすのではなく、「上司の厳しさに困っているけれど、どう対処すればいいかな?」と問いかけるだけで、会話の質が変わります。
さらに、日常の中で「ポジティブな出来事」に目を向ける習慣を持つことも有効です。
例えば、1日の終わりに「今日あった3つの良いこと」を書き出してみると、脳が自然と良いことを探すようになり、愚痴を言う機会が減っていきます。
たとえ小さなことでも、「朝のコーヒーが美味しかった」「電車で席を譲ってもらった」「仕事のタスクを1つ片付けられた」など、良いことに意識を向けることで、前向きな思考が身についていきます。
また、愚痴をよく言う人の周りには、同じように愚痴を言う人が集まる傾向があります。
これは、考え方やエネルギーが似た者同士が引き寄せ合う「波動の法則」によるものです。
逆に、愚痴を言わない人と関わることで、自分も自然と愚痴を言わない思考に切り替わりやすくなります。
ポジティブな人と積極的に関わることや、前向きな言葉を使う人の本を読んだり、動画を見たりすることも、自分の考え方を変える良い方法です。
そして、もし自分のいる環境が「愚痴を言うことが当たり前」になっている場合は、意識的に距離を置くことも大切です。
例えば、愚痴ばかり言う人と会う時間を減らしたり、勉強会や習い事などポジティブな人が集まる場に身を置いたりすることで、自然と愚痴を言う機会が少なくなります。
このように、愚痴を減らすためには、日々の意識や行動を少しずつ変えていくことが大切です。
愚痴を言わずに前向きなエネルギーを活用できるようになれば、より充実した日々を送ることができるでしょう。
愚痴を言う人・言わない人/ 愚痴ばかり言う人の末路:まとめ
今回は愚痴を言う人と言わない人について解説しました。
愚痴ばかり言う人は、愚痴を溜めて人に聞いてもらうことが快感となります。
そして、いつしかこの快感が中毒になってしまう可能性。
愚痴を言うと分泌される気持ちの良い脳内物質を求めて、愚痴を言いたくなる現実を引き寄せる可能性。
こうして愚痴ばかり言う人は負のループから抜け出せなくなります。
恐ろしい負のループを断ち切るには、愚痴を言うことで得られる脳内の報酬(脳内物質)を先に自分で自分に与えること。
今回の記事が愚痴を言う人、言わない人、愚痴を聞かされやすい人のお役立ちになれば幸いです。
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