罪悪感で支配する人、可哀想アピール/対処法

罪悪感で支配する人・可哀想アピールする人の対処法 心理学
可哀想な私を助けてくれないあなたはひどい人!相手に罪悪感を与えてコントロールしようとする人、被害者意識が強い人の心理を知ろう。対処法とターゲットにされないために必要なことをわかりやすく解説します。

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こんな可哀想な私・・・

助けてくれないあなたはひどい人。

こんな弱い私・・・

当然あなたは言うこときいてくれるよね?

このように人に罪悪感を与えて、相手をコントロールしようとする人がいます。

罪悪感を使ってコントロールしようとする相手は、意識的にやっている場合と、無意識的にやっている場合があります。

どちらも同罪ですが。

そういう人っているよね

エンパス姐さん
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可哀想アピールで相手をコントロール!

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こんな人におすすめの内容

・罪悪感で支配する人の心理を知りたい
・罪悪感で支配する人の対処法を知りたい
・自分が可哀想アピールをしてしまう
・めんどくさい人に困っている
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罪悪感で支配する/被害者ポジション

罪悪感で支配することと、似ているケースに「被害者ポジションから人をコントロールする」があります。

わかりやすいので、こちらから説明します。

とくに長男、長女のみなさんはこんな経験があるかもしれません。

力では叶わない弟や妹が、弱さを武器にして姉や兄に勝とうとするパターン。

たとえば、自分からケンカを仕掛けておいて、お姉ちゃんにやられたと親の前でギャン泣き。

そうして、下の子をいじめるなと、親に兄や姉を怒らせるように仕向けてケンカに勝つケース。

たとえば、上の子のおもちゃを

「いいな、いいな、欲しいなー、でも自分はまだ小さいから買ってもらえないなー(涙)」

などと、可哀想アピールをして、親の応戦を駆り立てながら欲しいものをまんまとゲットするケース。

これは、まさしく被害者ポジションからのコントロールの成功例です。

自分の弱い立場をを利用して支配(コントロール)することは、家族間でもよくあることで、母親からされてきたという人も多いです。

女性が抑圧されてきた時代が長いですから、被害者ポジションからの人のコントロールに長けているのは女性に多いのかもしれません。

それを身近で見て育った人が、当たり前のようにこの方法を引き継いでいることも多いようです。

それでは本題、罪悪感で支配するパターンを紹介します。

人からこんな言葉を言われて違和感を感じたことはありませんか?

「あんたと違って、うちらアホだからさ・・・」

「あなたはすごいけど、私はダメだからね・・・」

さまざま文脈で言われがちな言葉ですので、一概におかしいとは言えませんが、言われたほうが違和感を感じるようであれば、これは受動攻撃かもしれません。

あなたは運良く恵まれているけど、私はこんなに可哀想という主張。

一見、自分を下げているだけに感じますが、この背後に何があるか・・・・・?

これは「可哀想な私に施せやワレ」という横暴なスタンスです。

下の立場や、被害者のポジションから、相手を動かそうとするズルいやり方です。

このようなこと、誰でも一度は経験があるのではないでしょうか?

「可哀想な私」を相手に向ける人は、根底でコントロール欲が全開していることにお気づきでしょうか?

この曲がったエネルギーに受け手は違和感を感じるものです。

また、境界線を越えての押し付けにいいしれない気持ち悪さを感じます。

罪悪感で支配する人はこのやり方での成功体験を持ち、人生のさまざまな場面で繰り返しています。

ちなみに、何も悪いことをしていないのになぜか嫌われてしまうと言う人に、「可哀想な私」を相手に向けて嫌なエネルギーを出していることがわりと多いです。

ゲゲゲ

可哀想アピールやられがち姐さんが通りますよ!

罪悪感で支配する人の特徴

アメリカの精神科医カレン・ホナイ氏の理論に基づく、罪悪感で支配する人の特徴です。

1. 幼少期の不安が原因
2. 被害者意識を利用
3. 完璧な期待を押し付ける
4. 自分の不安を隠すための攻撃をする
5. 愛情を交換条件にする

※チャットGPT参照

カレン・ホーナイとは
カレン・ホーナイ(Karen Horney, 1885-1952)は、ドイツ出身の精神分析家で、フロイトの理論を批判的に再構築し、独自の理論を展開した人物です。彼女は特に女性心理や不安に関する研究で知られています。

罪悪感で支配する人はターゲットを厳選

被害者ポジションを取られやすい人と、取られにくい人がいます。

罪悪感で相手を支配する人とされない人がいます。

この差は何でしょうか?

なぜ、あなたが罪悪感で相手を支配する人のターゲットに選ばれたのか?

考えていきましょう。

相手はあなたを自分の思い通りに動かす戦法の一つとして、無意識的にあるいは意識的に「罪悪感での支配」を使ってきています

「罪悪感での支配」をあなたに使っている理由は、この戦法があなたに効くと判断したからです。

おそらく、相手は罪悪感で支配するプロフェショナルです。

「罪悪感での支配」のプロフェッショナルが、あなたをターゲットにした。

あるいは、相手をコントロールするための数ある戦法の中から、「罪悪感の支配」があなたに最適だと判断した。

これは、過去の成功体験から、あなたが「罪悪感での支配」に揺らぎそうな人だと判定したからです。

その判定理由、あるいは相手があなたに対して、戦法「罪悪感での支配」を選んだ理由を考察していきましょう。

罪悪感で支配する人の対処法

ターゲットにされる人と、されない人がいる。

では、罪悪感で支配する人からターゲットにされない人はどんな人か?

それは・・・同類の人。

罪悪感で支配する人たちは、他者から与えられる罪悪感の刺激には、あまり揺らぎません。

このタイプの人たちは、自分の気持ちには敏感でも相手の気持ちにはわりと鈍感で、共感性の低さを露呈します。

だから、可哀想アピールという相手に負担をかける行為が平気でできるのでしょう。

同類にはやりません。なぜなら、効果がないと知っているから。

罪悪感で支配する人からターゲットにされないためには、こちらも相手の上をいく可哀想アピールをしてみると良いでしょう。

これが一番簡単なやり方ですが、ほんの一時的な対処法に過ぎません。

根本的に対処をしないと、また別の同じようなタイプの人が次々やってきてしまいます。

では、そもそも罪悪感で支配する人からターゲットにされる人はどんな人でしょうか。

それは・・・

もともと、自分の中に何かしらの大きな罪悪感がある人

ex. 幼少期、親を助けられなかった思いがある人
ex. スピリチュアル的には過去世のカルマがある人

心の中にある大きな罪悪感を昇華するのは、かなり大変なことですので、ここではあえて深掘りしません。

もう少し簡単にできる「罪悪感で支配する人からターゲットにならないための実践方法」がありますので、解説しましょう。

おそらく、ターゲットになってしまう人は罪悪感で支配する人」が持っているダメさを全否定しています。

ターゲットのならない方法は、その全否定をやめること。

ダメなところがあってもいいと、相手も自分も許すことが、「罪悪感で支配をしてくる人」の戦法にかからない方法です

イヤなものがあってもいい
ワルいものが存在していてもいい
ズルい人がいたっていい

世界のありようを自分がコントロールできないことに気づくこと

ちなみに、自分に対してのコントロールが強いと、他者からのコントロールにかき乱されます。

すべてがあるがままあっていい

自分と相手のダメさを許せるようになって、

「なんなら、イヤなもの悪いものやダメなものは、むしろあった方がいい!」

このような境地に達すると、ターゲットにされる確率が格段に減ります。

毒を持って毒を制すです。

それでは、罪悪感で支配されないための実践的な対処法を整理します。

実践的な対処法

1. だめな自分を許す
2. 自責モードを緩ませる
3.人の課題は自分の課題ではないという理論を持つ
4.その手には乗らないと言う意思を持つ

1. だめな自分を許す

ちゃんとしなくていい/ずるくてもいい/ワルくてもいい/自己中でいい

2. 自責モードを緩ませる

少しは人のせいにする

この対処法、ターゲットにされるような方々はおそらくイヤだと思うことでしょう。

1と2は「罪悪感で支配する人」の性質にピッタリ当てはまりますが、この許せない要素は実は誰の中にも少しはあるものです。

これを認め、ジャッジせずに許してあげる。

罪悪感で支配する人」に見習って、ダメで、弱くて、ずるいことを、ありのまま認めて開き直る

続いて、

3.人の課題は自分の課題ではないという理論を持つ
4.その手には乗らないと言う意思を持つ

これで方向性を固めてください。

結論:毒を持って毒を制す

「罪悪感で支配する人」のターゲットになる人は、毒が足りない人です。いい人です。

清らかな善人です。
あるいはそうあろうとしている人。

実際、清らかな善人でなかったとしても
そうあろうとしてるなら、

あり方=生き方ですから、もう十分な清らかさです。

しかし、世の中はさまざまな人のうごめきです。

そのような中で、少しの毒を持つことで、自分を守ることができます
そして、「罪悪感で支配する人」のカルマを減らすことができます

毒をもって毒を制す

大事なことだから2回言いました。

ひとつまみの毒は、さまざまな厄介ごとから自分を守ることができる万能薬です。

この世界がロクでもないとするならば尚更、いい人は、ひとつまみの毒を持つことをおススメします。

姐さん、ナットクです!

エンパス姐さん
エンパス姐さん

いいひとで優しいあなたが幸せに過ごせますように

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